読書感想【相手が"期待以上"に動いてくれる!リーダーのコミュニケーションの教科書】
相手が"期待以上"に動いてくれる!リーダーのコミュニケーションの教科書
人に影響を与える、人を巻き込む観点から具体的なコミュニケーションに言及されており、プライベートのコミュニケーションにも役立つ本。
緊急事態宣言の延長・外出自粛要請の影響により自宅で家族と過ごす時間が増え、話すことが非常にストレスなので読んでみた。
ビジネスに役立ちそうなアクション
- 解釈の違いがないか再確認する
相手の認識を話してもらい、ズレがあれば訂正したり意見を述べたりする。
- 客観的な事実を並べてフィードバックする
あくまで行動(事実)について言及する。
- 理解できるように手短に話す
これから何を話すかを先に宣言し、結論から述べる。一文を短く。
- 指示+目的、目標を伝える
指示だけでなく、背景・意図も伝える。
- 改善点を伝えるときは「私は~と思う」で伝える
相手の自主性を促すため。「あなたは~すべき」といった言い方はNG
愚痴を聞くときは求められていないアドバイスをしない
良い結果が出たときは「過去質問」で振り返る
うまくいっていないときは「未来質問」
相手がアクションプランを考えられるようになる。
- 失敗事例を情報共有する
全員が原因・解決策を考える雰囲気をつくる。
プライベートに役立ちそうなアクション
- 相手の話を遮らない、途中で口を挟まない
話の先を読まずに、先入観を捨てて話を聞く。
- 共感を伝えるには相手の感情言葉を繰り返す
読後の感想
客観的な事実に基づいてフィードバックする、これは案外難しくて自分の上司も徹底できてないポイントではないかと思った。
ビジネス書ではあるが、年代の違う家族と話す際「こちらの意図を正しく相手に伝える」ために役立つポイントが満載だった。
家族であっても距離感を過信せず、自己完結せず、相手の考えの背景・理由を聞くのが大切なんだなあ~と猛反。